ドイツ・FELSS社のロータリースウェージング・アキシャルフォーミングによる最新塑性加工技術紹介セミナーいよいよ開催!
FELSS社は1905年の創設以来、金属棒材の塑性加工を手掛けており、近年では中空材のスウェージングによる冷間鍛造システムを提供しております。
FELSS社の持つロータリースウェージング技術により、きわめて厳しい寸法を持ちつつ、強度や薄肉化を可能にした中空軽量シャフトの成型が可能です。またアキシャルフォーミング技術によりはスウェージングにより形成されたシャフトの外周または内周に振動成型により精密なスプラインを形成が可能です。
これらはCASE時代における自動車のトランスミッション・エンジン・ドライブシャフトやモーター軽量化に貢献するだけでなく、材料歩留まり向上や車重軽減によるCO2削減に寄与します。
本セミナーでは、FELSS社が提供するこれらの技術の紹介を行います。
EV時代の車両の軽量化に貢献する、中空高強度シャフト製造における高い塑性加工技術をもつドイツFELSS社の技術を紹介いたします。
異なる形状、豊富な機能性を持つ中空軽量シャフト材の冷間加工を可能にする技術
『ロータリースウェージング』は、さまざまな形状の中空シャフトの成型が可能冷間鍛造プロセス。シャフト外側に配した分割金型を毎分1000ストローク以上で繰り返し開閉し圧を加えながら叩いて形状を作ることにより、鍛流線を切らずに活かしたまま、鍛造による表面硬度の向上することが可能な技術です。
またNC制御によりフィード率を変えたり、径を調整することにより、複雑形状の中空シャフトが成形可能になり、素材自体の強度と安定性が向上させながら、シャフトの軽量化と高機能化が実現可能となるプロセスです。
精密・迅速・自由自在!中空シャフト材へ内外径スプラインを高速に加工が可能な技術
『アキシャルフォーミング』は、シャフトの外周をリング状の歯型金型で、もしくはシャフトの内径を歯形マンドレルを用いて振動成型することにより、高精度なスプラインを形成することが可能な技術です。
歯型がツールそのままの形状で塑性成形されるため、ピッチ誤差の発生を抑え対称性を備えた歯形を形成できるだけでなく、鍛造効果により疲労強度も向上するプロセスです。