SECO/WARWICK社 製品ご紹介

SECO/WARWICK社について

SECO/WARWICK(セコ・ウォーウィック)社はポーランドに本社を構える加熱炉の専業メーカーです。当社は数十年にわたり、工業用の加熱炉メーカーとして世界の冶金および熱処理業界をリードし、航空、自動車、機械、医療、工具、電力、商業熱処理業界の大手企業に工業炉を納入してきました。

同社の提供する熱処理技術には、アルミニウム および大気熱処理熱交換器のろう付け 、真空冶金などのソリューションが含まれます。

SECO/WARWICKは、長年CAB機器の修理やアップグレードを行うための知識と経験を持っており、SECO/WARWICK製であっても、他のメーカー製であってもアップグレードの対応が可能です。対流式予熱室の追加により、CAB連続ラインの能力を向上させることも可能です。水冷式のチャンバーをエアジャケットソリューションに置き換える事も可能です。ストリップ箔で繊維ガラスカーテンを交換しましょう。 最新の技術を用いて、旧型制御システムをアップグレードも提案可能です。


ろう付け向けソリューション

ろう付け炉

ろう付け炉CAB

温度: 600 °Cの制御雰囲気ろう付け(CAB)は、アルミニウム熱交換器の製造に適したプロセスです。1983年にこの分野に参入して以来 SECO/WARWICKは、連続フロー式ろう付け技術の開発をリードしてきました。100年以上にわたる炉設計の経験を活かし、SECO/WARWICKは、マッフルデザインの改善 対流加熱技術 連続雰囲気制御システム ACCUBRAZE®の技術開発を推進してきました。


ろう付け炉

ろう付け炉CONTINUOUS CAB

温度: 600 °Cの当社の連続CAB炉である 放射線ブレージングCAB炉は、連続フロー環境での同サイズの製品のブレージングに最適です。 この炉では、加熱されたマッフルを使用して製品を効率よくろう付けします。当社の設計には、比例制御された電気加熱または天然ガス燃焼が織り込まれており、温度は複数の独立した加熱ゾーンによって炉の全長にわたって均一に制御されております。これらの対流予熱と輻射ろう付けを組み合わせたシステムは、投資コストを抑え、窒素雰囲気の消費効率が高く、他のCAB方式に比べてメンテナンスが少なくて済みます。


融解炉向けソリューション

融解炉

融解炉JET CASTER VIM DS/SC DGCC

真空誘導溶解炉は、方向性凝固鋳物や単結晶鋳物の製造に使用されます。JetCaster VIM DS/SC DGCCは、航空機やエネルギー産業における高品質な精密タービンブレード鋳物の製造に使用されています。革新的なJetCaster技術は、ニッケルやコバルトベースの超合金の単結晶鋳造の分野で多くの新しい可能性を切り開きます。

単結晶鋳造の新技術開発における当社の研究開発エンジニアの長年の努力により、超音速アルゴン流による鋳造冷却システムを搭載した装置を実現することができました。この炉は、サーマルバッフルの自動交換、様々なサイズのバッチに対応する交換可能なメルトボックス、ガスブローシステムの簡単な設定などのソリューションにより、モジュール構造で様々な形状の鋳型に容易に対応できることを特徴としています。


熱処理向けソリューション

焼きなまし炉

焼きなまし炉UNICASE MASTER®

焼きなまし炉UniCase Master®(UCM)は、連続生産における歯車の歪みを低減する新しいアプローチで、従来のケース硬化方法に挑戦した、大量製造向けの高精度ケース硬化システムです。

熱処理、特に急冷プロセスでは歪みが生じますが、 このプロセスにおけるスチールギアの浸炭と急冷では、長持ちするギヤに必要な表面硬化歯と柔軟なコアを形成が可能です。

焼きなまし炉

焼きなまし炉

温度: 1,150 °C

硬化炉

硬化炉


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