ストーガー社 へリコイル・ヘリサート全自動挿入機ご紹介

22 2月 by 株式会社イリス

ストーガー社 へリコイル・ヘリサート全自動挿入機ご紹介

近年のモビリティー軽量化需要に向け、アルミダイカスト(ギガキャスト)や複合樹脂などの多用が増えてきましたが、接合のためにボルト・ねじを用いて締結したい場合には、その柔らかいネジ穴の破損を防止し保護する方法が必要となります。その為にネジ穴にバネ形状の鉄製のへリコイル(ヘリサート・リコイルともいう)を挿入しておくことがネジ穴保護のために有効となります。

従来ならそのへリコイル・ヘリサートを手動で、また一部自動とはいってもへリコイル自動供給やロボットを用い、品質も保証する完全無人の自動化は実現困難でした。

ロボットを用い、へリコイルのホッパー供給からタング切りも含めてへリコイルの全自動挿入組付けを実現したい、そんなご要望をかなえる世界初のへリコイル全自動供給締結システムをドイツ・Stoeger(ストーガー)社は提供しています。

Stoegerでは、マガジンやリールから締結要素を供給することなく、自動供給ユニットから個別にM4~M14まで対応のへリコイルインサート( コイルネジ、HELICOILブランド名で知られる) を挿入するための初の全自動システムを開発しました。

へリコイルはチューブを通して供給されるため、装填マガジンは必要ありません。本ユニットの利点は、そのスリムなデザインにあり、アクセスが難しいネジの位置やロボットや位置決め軸への取り付けでも、水平、垂直、またはその他の方向でのへリコイルインサートプロセスを可能にします。

へリコイルをアルミダイカストなどの母材に挿入した場合、色が同系色(シルバー系)の為、ヘリコイルが正常にインサートされたのかを、従来は手作業で1穴ずつ確認が必要であったり、奥まった場所の場合はカメラで確認するのが困難であったりします。
ストーガー社のへリコイルインサート装置では、へリコイルねじ込み時にトルク、角度、ねじ込み深さをコントロールユニットによって制御しております。そしてねじ込み時の締付パラメータの監視とデータ記録により、確実な組付けの保証・トレーサビリティ取得が可能となります。

特に連続生産において、自動送り機能を備えたコイルスレッドインサート用のドライバーが統合されたへリコイルインサートシステムDGSは、手動ユニットに比べて大幅に生産性が向上し、品質を担保できます。

特に連続生産において、自動送り機能を備えたコイルスレッドインサート用のドライバーが統合されたへリコイルインサートシステムDGSは、手動ユニットに比べて大幅に生産性が向上し、品質を担保できます。

ストーガー社のへリコイル・ヘリサート全自動組付け機の事なら、イリスへお任せください。

By株式会社イリス

創業1859年のイリスは欧米の最新技術を日本にお届けする専門商社です。

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